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Date: 2010年05月27日
草月会館のレストランから

昨日の見学会の続きです。
カナダ大使館のお隣が、「草月会館」
その中のレストランで昼食を、取りました。
見えるのは、彫刻家のイサムノグチ氏のデザインした庭園。
「花と石と水」の庭園で名称は『天国』
「天国」という名前には、やや疑問が残りますが、
なかなか良い感じのオブジェ庭園です。
ココを後にして、次に尋ねたのは、
渋谷のセントラルタワー東急ホテルの日本庭園。
ホテルの周りを、ぐるっと囲んで作られています。
この庭園デザインも、升野俊明氏。
狭い空間を、上手にデザインなさり、
都内の中の喧騒を、忘れさせてくれます。
やはり、人間って、自然界の一部ね、みたいな。
庭園デザイナー升野俊明氏の庭作りの根っこは『禅』
お寺の住職さんであり、庭園デザイナーであり、
美大の先生もなさっています。
すごいねぇ。
最近、思うのですが、わたしにとって、
絵を描くのって、『祈り』かなぁ~と。
わたしの絵を見て、
どなたもそうは思われないでしょうけど。
そんなことを思っておりましたら、
父の葬儀の後、親しい友人から、
「遠方で、お墓参りに、なかなか行けないのだったら、
毎日、お線香をあげて、拝むことよ。」
うん、うん。
そうだね。
そんなことが、ものすごく心に響く年齢になりました。
『祈り』
そのようなこととは、縁遠いようなものでも、
すべてのものに宿る「魂」のようなものを、
描けたらと思う最近です。