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Date: 2011年05月28日
アイリス

昨日、嬉しいニュース。
筑豊炭坑画がユネスコ「世界記憶遺産」日本から初登録。
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◆
山本作兵衛さんが、14歳から筑豊各地の炭鉱で
働いた経験を基に、64歳から亡くなる93歳まで
鉱山労働者の日常を描いていたそうだ。
絵を描くのって、なんなんだ!?
今回、なかなか治らないカゼをひいて、
考えた。
仕事だけをしていたほうが、収入もあるし、
暇な時は、家事して、家を片付けたり、
新しい料理のメニューやってみたり、、
そんな生活のほうが、いいんじゃなか??
なんで、絵を、描くの??
お金も、暇も、たくさん必要で、
家族には、貢献できないような趣味の絵、
なんて、なんになる??
カゼがなかなか治らないし、
銀座で展覧会やった意味、なに??
みたいな。
でも、今回のこの山本作兵衛氏のことで、
思った。
「絵」は、芸術だけじゃなくて、
記録という意味もあるんだ。って。
「記録」っていう意味合いで、今回の絵に、
似ている絵、見たことがある。
もう30年近く前だけど、
佐渡の鉱山(金山)で。
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◆
ものすごく印象に残った。
こういう意味で、絵を描いていくって、あるんだよね。
で。
お金も、暇も、たくさん必要で、
家族には、貢献できないような趣味の絵、
描いて、なんになる??
って、すごく、思っていたけど、
やっぱ、努力していこうって。
何かを続ける時って、はじめは楽しいんだけど、
辛く思ったり、なんだか、バカバカしく思ったり
すること、あるんだよね。
特に、カラダの調子が、良くないときとか。
お師匠様がいなくても、
評価してくれる人がいなくても、
自分が、やりたいっていうことを、
やる。
楽しいんだか、義務感なのか、
なんでやっているのか、分かんないけど、
どこに、行くのかも、自分でも、
サッパリ、、、、なんだけど。
描かずには、いられない。