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Date: 2010年10月09日
アンドリュー・ワイエス

「埼玉県立近代美術館」に、アメリカを代表する国民的画家
「アンドリュー・ワイエス」を、見に行きました。
埼玉県立近代美術館は、北浦和の駅からすぐで、
ステキな公園の中にあります。
今回は、自宅から車で行きましたが、
行きは、2時間半、帰りは、3時間もかかってしまった!
アンドリュー・ワイエスには、
北アメリカのかなりカナダに近い場所(普通の農村)を、
30年間も描き続けたというところに、とても惹かれました。
この間の安曇野の風景を描いていた山下大吾郎もそうですが、
気に入ったら何十年もそこを、描く。
アンドリュー・ワイエスの場合、その場所は、
ヨーロッパのステキな場所とかではなく、
なんでもない農村の家や風景。
やっぱ、こんなこと言ったら笑われると思うけど、
「絵」って、『愛』なんだろうなぁ。
わたしからみたら「根性」でもありますが。
でも、今回の展覧会は、素描がほとんどで、
完成品は、ほぼなかったということ。
でも、完成品を、出すために、こんなにたくさんの
スケッチ(素描)を、描いているとこに驚きました。
同じ構図や、同じものを、イヤっというほど。
ホント「根性」。
でも、「偶然」に発見したもの(ワイエスの場合、
窓からの風によるカーテン)っていうのが、
この間の山下大五郎(水に映る風景)とリンクしていて面白かった。
「数」描くこと、観察すること、感動すること、かなぁ。